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「タイムリーパー」(佐伯航汰)

 こんにちは。情報科学部情報科学科1年の佐伯航汰です。世間はクリスマスだ、なんだと騒いでいる中、「来年こそは彼女を」と決意を固め、パソコンに向かっております、1年生で1番の一途な男、佐伯航汰です。

 

 さて、自己紹介はこれほどにして、今回は尊敬する02さんの引退と共に幕を閉じた「関東遠征」についてとこれからについて綴っていきたいと思います。長くまとまりのない文章になってしまうかもしれませんがお時間があるときに最後まで読んで頂けると幸いです。

 

 始めに今回の関東遠征で感じたのは大きな悔しさです。全国の舞台で堂々のプレーを見せてくれた選手に比べ、自分たちは練習試合で相手の思うようにやられ何もすることが出来ませんでした。そんな時、大浴場で監督である上泉先生にかけられた言葉は私の思っていることと真逆の言葉でした。「考えすぎ。もっと楽しくやらないと。」その言葉を聞き、今回の関東遠征を含め、今シーズンを振り返ったときにシーズン途中から自分の課題ばかりに目がいき、自分のいいところが全く出ていなかったように思いました。また、せっかくの関東の選手との試合を楽しめていないことをすごくもったいないと感じました。今回の関東遠征を終えて、いつもと同じような「出来なかったことの再確認」の遠征ではなく、来シーズンに向けての考え方に気づかせてくれる遠征になり、本当に良かったです。

 

 話は少し変わりますが私はこの遠征の中で鮮明に心に残っている場面があります。それは、2回戦の仙台大学戦が終わり、引退が決まった02さんの様子です。「引退したくないよー。」と子供のように駄々をこねる朝日さんを始め、02さん全員が全てを出し切り満ち足りた表情で話している様子を見てすごく羨ましかったです。私が引退するとき02さんのような表情を後輩に見せることが出来るようにこれからの3年間に取り組んでいきます。

 

 「タイムリーパー」ブログのタイトルであるこの言葉ですが野球のダルビッシュ選手が頑張るための方法として話していた内容から付けることにしました。私の今シーズンは本当に一瞬で終わってしまいました。このままでは大学4年間を大きな後悔を残して何も得られないまま終わらせることになってしまいそうです。だからこそ、私はその大きな後悔を残して引退した日からサンタさんに一度だけ人生をやり直す機会をもらって今日この12月25日のクリスマスに戻ってきたと考えることにします。02さんのような表情を後輩に残して引退できるように仲間と共に精進していきますので佐伯航汰の第2章をお楽しみください。

 

 最後になりますが株式会社アイグラン様を始め、クラウドファンディングにてご支援いただいた方々、会場やライブ配信にて大きな声援を届けてくれた方々、本当にありがとうございました。また、毎日ご指導、サポートしていただいている上泉監督、スタッフの方々、トレーナーの方々、マネージャーさんの2人に感謝申し上げます。そして、お父さん、お母さんいつもありがとう。最後まで読んで頂きありがとうございました。佐伯航汰の第2章も05の仲間と共に精一杯楽しんでいきますのでどうかお付き合いください。