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「個人戦」(金谷圭祐)

 

 

 今シーズンの新人戦とIリーグは、僕の立場の変動がかなり大きいものとなりました。では僕のチーム内での役割の変動を少しだけ書きます。

 

 まず新人戦では、初段階の練習では新人戦メンバーとして練習させて頂きました。慣れないトップチームとの練習でも何とか食らいついていこうと頑張っていたつもりでした。しかし初戦のメンバー発表、僕はベンチ外でした。サポートメンバーとして活動していく中で自分の足りないところを克服していき、徐々にベンチ入りできるようになりました。出場させて頂いた試合も僅かで、チームも結果がなかなか出ず、やりきれない気持ちで大会が終わってしまいました。

 

 次にIリーグです。僕の今年のIリーグは広大Bのベンチ外から始まりました。それも2年生で1人だけベンチ外です。コーチの要求にひとつずつ答えていく中で前期最後の2試合はスタメンとして出場出来ました。チームもリーグ2位と好成績で上位プレーオフ出場間近でした。しかし、後期シーズン開始前の名簿を見ると、僕の名前は広大Aの方にありました。Aに昇格できたという喜びとBで全国を目指したかったという悔しさを並べると悔しさの方が大きかったかもしれません。後期のリーグ戦は出場時間ゼロでしたが、Aは上位POに進出、Bはその切符を逃し、消化できない気持ちだけが残りました。

 

 これを読み返してみると、今シーズンは個人戦という意識が強いように感じました。自分の力不足でどのカテゴリーでもチームを支えていく存在になれなかったのは確かですが、力不足以前に「個人で闘っている」というマインドになっているのかもなと感じました。これからシーズン終盤になっていくので、チームの一体感を感じつつ、自分の成長を促せるように日々練習していこうと思います。